祖父の死後による遺品整理

10年ほど住んだマンションが老朽化により建て替えとなり、急遽立ち退きをしなければならなくなった時のことです。2トントラックに収めるために、物を減らさなければいけなくなりました。ルームシェアをしていたのですが、10年溜め込んだ二人分の荷物はかなりの量でした。引っ越しの時期が年末だったこともあり、地域の粗大ごみ回収では間に合わず、不要品回収業者に依頼することにしました。二度頼みましたが、金額は合計60000円ほど。軽トラの荷台に積み放題プランと、一メートルほどの板を軽トラに立て、高さのあるものも回収して貰えるプランを利用しました。日時も都合に合わせて貰えましたし、分別をしなくてもトラックに乗せられるだけ乗せて回収して貰えたので大変助かりました。ただ不要品回収業者に依頼する際は、大東市の水漏れ業者のしっかりと料金プランの確認することをオススメします。マンションの2階までは業者が不要品を無料で運んでくれますが、3階より上にお住まいの場合は、不要品を運んで貰う際に追加料金が発生することがあります。地域で回収するよりも高い金額でしたが、私の場合は立ち退き料から出すことが出来たので費用に関しては不満はありません。ただ自己負担で利用するには少々高いので、急ぎでなければ地域の回収を待つのがオススメです。どうしても時間がない、大量に不要品があるが分別するのが面倒という場合で、金銭面に余裕があれば不要品回収業者にお願いするのが良いと思います。2021年1月1日。私はある抱負を決めた。それは、「毎年やろうやろうと思ったことを今年こそやる」である。歯医者治療(虫歯を放置してた)、窓の掃除(これも放置してた)などなど、1月からエンジンをかけ、最後に辿り着いたのが過去の壊れたPCの処分だった。初めてPCを手に入れてから10年は経過し、その間にいくつものPCが命を落とし、そんなPCたちが部屋の一角を占めるようになっていた。置き方によっては部屋のドアを全部開けられないくらいに。壊れたPCの処分というのは往々にして面倒、というイメージがあった。そもそも普段の粗大ごみに出すこともできないし、近隣のクリーンセンターに持っていくこともできない。ずぼらな性格をしている私だから、「ああ、もういいや」と思い放置を決め込んで数年。いや、その数年の間にもネットで調べて処分をしようとした。その時は病気で収入が少なかったこともあり、処分に回すお金はなかったのだ。だがしかし、今は違う。病気は完治し、現在の職場で昇進を果たし、雀の涙ほどではあるが、収入は上がった。今しかない!と意気込み、さっそくネットで調べると、意外にも「無料回収」と銘打たれたサイトがずらりと並んでいたのだ。「無料」、なんと素敵な言葉だろう。これでスムーズにPCを処分できる、と思いきや一つの壁に辿り着いた。それは、「メモリ削除の費用はかかる」という現実。それもそのはず。PCにはさまざまな個人情報が入っている。これを消さなければ、回り回って何かに悪用される可能性がある。しかし、それにはPC1台あたり3000円かかるという。現在、処分したいPCは4台。12000円……そんなかかるのか。だが!今年の自分は違う!もう迷わない!個人情報を入力し、依頼ボタンをついに押したのだった!ついにこのPCたちとさようならができる……と思ったが、またも壁にぶつかった。それは、PCを入れるための段ボールが必要だというのだ。ちょうど昨日古紙回収の日だったために家に段ボールが1枚もない今、結局ホームセンターまで段ボールを購入しに行くことになったのだ。ずぼらな自分としては、これは骨の折れる作業だった。だが、買ってきた段ボールに壊れたPCたちもすっぽりと入り、翌日、業者の方がいらっしゃって、ついにPCを回収してくれた。この10年、たくさんの情報を、体験を与えてくれてありがとう。PCたちよ。また、別の形で蘇ってくれることを祈る。さようなら。そんな気持ちで業者の方を玄関で見送りをし、ついに私の目標が達成されたのだった。壊れたPCがあったスペースはぽっかりと空き、自分の部屋じゃないみたいとテンションが上がった。何かインテリアでも買おうかなと思っている。こういった不用品回収って色々面倒と思うことはあるが、回収された後のことを考えればやった方がいいものだ。