あまりにも早すぎた父の葬式と初孫の成長

私の父が心筋梗塞で急死した時体験です。安心して相談できる大阪で散骨なら父は67歳というやっと定年退職をしてこれから第二の人生だというときに天に召されてしまいました。兄に子供が生まれ、初孫ができたと大喜びし、大阪で直葬を行ってくれる葬儀社には退職したからこれからいくらでも遊んであげられると孫に会うのを楽しみにしていた人でした。私も少しでも父を喜ばせて親孝行してあげたいと思っていたのですが、私は結婚相手どころか恋人すらおらず、孫を見せられるのはまだまだ先だなと考えていたのでした。
そんな後悔が後を引いてるうちに母が喪主となって父の葬式が始まりました。本当に出来る大阪で家族葬とは一緒に住んでいたことのある身内が亡くなるのがこれが初めてだったのでまだ現実感がなくもう父がこの世にいないのだという事実が頭ではわかっていても体では心ではまだまだ理解できずに受け入れられずに戸惑っていました。
特徴ある施設が豊富に揃った大阪の家族葬を特に大きな問題はなく、滞りなく行われていったのですが、兄の息子はまだ3歳ということもあり、状況が呑み込めていないようであたりをきょろきょろと見渡していました。どうやら親戚の何かの集まりだということは理解できているようですが、現代の葬儀のシンプルな葬儀の内容はそういう時に必ず駆け寄って抱きしめてくる父がいないことが不思議で仕方ない様子でした。
しきりにじいじいないの、じいじいないの、どこいっちゃったの?と無邪気に聞いてくるわが子を母親は抱きしめて、大阪城東区の家族葬は故人へ感謝の気持ちを父親である名には黙ってうつむいていました。おそらく泣いていたのでしょう。
葬式が終わるころにはどうやら兄の息子もじいじがいなくなったことを理解してくれたのかお棺の中を見て、火葬場に運び込み、いよいよ焼いてしまうという時にはじいじばいばいと手を振ってしっかり父を弔ってくれました。子供の成長を見れたきっと父を喜んでくれるような葬式になりました。