お葬式の出棺の際に、棺に入れられて良かったもの

私は、数年前、祖母が亡くなりました。大阪で散骨出来る業者を亡くなった祖母とは、20歳まで、同じ家に住んでいたため、私はいわゆる「おばあちゃん子」でした。

私の家は、酒屋を行っていて、祖母は、直ぐに選べる大阪の直葬業者は結婚を機に酒屋に嫁いだ話をよく聞かされていました。祖母は、結婚をするまで、お酒をいっさい飲む人ではなかったようですが、酒屋に嫁いだことをきっかけに、すっかりビール好きになったようでした。

しめやかに大阪で行うなら家族葬専門の私を含めて、家族・親族ともに、祖母がお酒好きだったこと、祖母が好きだったビールのメーカーを知っていたので、お葬式が終わった後の出棺では、棺にビールの缶を1つ入れることにしたのです。

祖母にとっては、大阪で重んじる家族葬の伝統は生涯のほとんどを酒屋で過ごし、亡くなる寸前まで、毎日のように飲んでいたビールなので、一緒に棺に入れてもらえたことを嬉しく思っているのではないでしょうか。

亡くなった祖母の感想を聞くことはできませんが、大阪で事前に葬儀の費用相場を把握すると大好きだったものを棺に入れられて、家族や親族としては、良かったと思っています。

お通夜からお葬式までは、亡くなられた方と親しいほど、素直に大阪で葬儀を考えると悲しみや寂しさでいっぱいになると思います。ですが、出棺の際には、お別れができる最後の機会だと思うので、故人が好きだったなじみのあるものを入れてあげると、良いはなむけになると思います。