お通夜とお葬式の準備の大変さについて

私の祖母は、出来るだけ少ない人数で大阪で散骨をと去年の盆時期に肺がんで亡くなりました。最後の三日間はモルヒネでただ生かされている、危篤の状態でした。そのため、大阪で行ってくれる直葬の葬儀社を父と私と弟は片時も病室を離れられず、ほぼ眠らずといった状態でした。祖母は、朝の七時頃に亡くなりました。本当は、彼女の死の悲しみに浸っていたいところですが、そうはいきませんでした。すぐに病院の方が来て、こんなしめやかに大阪で行える家族葬は服の着替えやエンジェルメイクを施されてまして、荷物を纏めつつ葬儀場へ移動。その後は、二時間程葬儀場の方と細かい打ち合わせがありました。(棺や花や祭壇の値段や、通夜と葬式のスケジュールについてなど)それが終わったあとは、みんなで心がかよう家族葬を大阪でしようとどちらの寺のお坊さんに来ていただくかを家族と相談しなければなりませんでした。さらに、タクシーに乗るメンバーや、誰が写真を、骨壺を、位牌を持つのかについてなど。お越しくださった方にお出しする食事の手配の方法についても決めなければいけませんでした。ペットが亡くなった際の大阪での葬儀手続きはそれが粗方決まったら、祖母の家へ戻り、入院の荷物を片付け、その後は通夜と葬儀で祖母に着せる洋服選び(最近は洋服でもいいそうで、うちはそうしました)その後は、もう一度葬儀場へ戻り、祖母の着替えの支度を一式運びました。あとは、湯灌の立ちあいなどもあり、とにかくふらふらでした。また、枚方で心静かに家族葬をと考えて亡くなった時期が盆時期であるため、多忙なお坊さんに急遽葬儀場へ来ていただくのも大変なことでした。他にも酷暑が続いた年でしたので、亡くなられる方が多く、火葬場が混雑して通夜と葬式の日取りを確保していただくことも大変でした。大切な祖母が亡くなったのは非常に悲しいことでしたが、それ以上に通夜と葬式の準備は目の回るような忙しさでした。